HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

4月15日 パワハラ予備軍かもと思ったこと

土曜日、

 

朝起きた時から既に雨が降っていたのだけど、朝のランニングをサボる気には全くならなかった。むしろ、雨だから混んでなくてラッキーと思うくらいなぜかポジティブだった。恐らく、昨日飲んだ漢方薬がまだ効いていて、体が元気だったのだろう。加えて、大きな仕事がひと段落したことで気持ち的にもハッピーだったのかもしれない。

 

掃除をやって、いざランニング。実際に走り始めると分かるのだけど、雨の中のランニングって結構しんどかったりする。からだ的にも、精神的にも。それが原因かもしれないのだけど、カフェに向かう1.5時間のウォーキング中、今日はポッドキャストを聞く気にはなれなかった。その代わりというわけではないが、バックミュージックが心地よく、かつ端的に要約された本を紹介してくれるフライヤーを聞いていた。

 

そこで紹介されていた本が、『パワハラ上司を科学する』だ。

www.flierinc.com

パワハラをはじめ、〇〇ハラという言葉は今となってはかなり市民権を得るようになったと思う反面、その言葉の定義は結構あいまいだと思う。どこまでがパワハラなのか。何をしたらパワハラなのか。相手がそれを暴力と捉えなければ、第3者が見て問題だと思っても、それはパワハラじゃないのか。なかなか複雑だと思う。

 

この本では、そういった定義というよりは、なぜパワハラが生まれてしまうのか、であったり、パワハラ上司の性格特徴など、本当にパワハラが科学されていて、平社員の僕にとっては心強い一冊になっている。

ただ、ちょっと、「あれ」っと思ったことがあった。

 

著者の津野さんによると、パワハラ上司には3タイプあるという。

脱線型、専制型、放任型だ。

脱線型は、管理職が進むべき道から脱線してしまうタイプ。つまり、自分自身の利益にしか興味がなく、部下や組織の成長や未来のことを一切考えていない。

専制型は、いわゆる支配するタイプだ。典型的なパワハラ上司のイメージに近いと思う。

そして3つ目が、放任型。これは管理職としての仕事をしないタイプ。ほめることもなければ叱ることも一切ない。また、忙しくて不在にしがち。

 

ちょっとあれっと思ったのは、もしかすると自分はこの3つ目に近いタイプかもと思ったからだ。

前職でも、現職でも、なぜか割と早い段階でマネジメント業務を命じられることが多い。今なんて、まだ転職して8か月なのに、もう直属のメンティーがいる。ただ、僕の傾向として、後輩に対して(というよりむしろ同僚全般に対して)あまり興味がない。怒鳴ったり叱ったりすることは皆無であると同時に、無視するといったこともない。かといって、積極的にコミュニケーションを取って育てるみたいな感じでもない。メンティーも、僕にとっては同僚の一人にすぎないという感じ。

 

自分では分かっている。僕はマネジメントに向いていない。これまで部活とかでも後輩指導とかしていたけど、いつも仲良くなって後輩が僕をなめるような感じで終わる。つまり、本当に同僚とか同期とおんなじ感じなってしまうのだ。

そうなると、放任というより脱線?なのかもしれない。

 

将来的にも、管理職には全く興味がないから被害者を作ることはないと思うけど、こういう風にタイプ分けすると、自分が予備軍かもしれないということが分かって、安心だ。それを理解しているだけで、だいぶ違うと思う。

 

後輩指導に苦手意識があったり、そもそも部下育成に興味がないという人に、是非読んでほしい。

 

おやすみ