木曜日、
私「それは大変だったね、、、。なんか作業的なタスクあったら、遠慮なく言ってね」
相手「いやいや、〇〇さんいつも忙しいから悪いですよ、大丈夫です!」
この風景に既視感を覚えた。
私は別に忙しいわけではない。うーん、もう少し丁寧に説明すると、勤務時間が長いということは確かだから、周りからするといつも仕事に追われているというイメージがあるのかもしれない。ただ、膨大な業務に忙殺されるということではなくて、一個一個の仕事を深堀しているだけなのである。
みんなが普通は1時間で終わるような仕事が、僕の場合はその倍以上はかかる。いや、かける。もっと言うと、一回答えが出たからと言って、それでいいのだろうか、と疑ってしまうこともしばしば。
「そんな難しく考えないで、シンプルに考えてみると、こういうことじゃないかな?」
このセリフ、上司からここ最近よく言われることである。物事を複雑に捉えがちなのだ。僕は自分でも自覚があるのだが、とても論理的なところがあって、
「ざっくりとこんな感じ」とか
「特に根拠はないけど、経験値からこれくらい」
みたいなやり方が耐えられないのだ。だから、答えがなかったら、どうにか答えを導こうとしてしまう。その結果、気づいたら外が暗くなっており、残業していることがほとんどである。というよりも、残業という概念が僕の中にあまりない。
そして、忙しいと思われてしまう、もう一つの理由は、仕事を均しているからだと思う。僕は、ある1週間はめちゃくちゃ残業をして、翌週はノー残業にする、みたいなことが苦手だ。
月曜日は夜中まで働いて、翌日は定時上がり、みたいなこともできない。満遍なく、大体21時くらいまで仕事をする方が良い。その結果、いつも遅くまでいる人と思われているのかもしれない。
さっき書いた通り、深堀し過ぎるというのが一つと、あとは突発案件が生まれないように、もしくは生まれても大丈夫なように、前倒しでタスク処理をしている。だから、早く帰るという日がないのである。
今日、マネージャーとの面談があったのだけど、管理職を目指してみないかと打診があった。いや、もし僕が管理職になったら、多分もう会社に泊まるようなそんな生活になるんじゃないかと思う。
僕は管理職には向いていないなぁと改めて思う。それは、まず自分をうまく管理できていないし、たぶん管理職になっても今のスタイル&やり方で仕事をしていたら、確実に時間が足らなくなって睡眠不足になり、そして精神的にきてしまうと思う。
忙しいと思われることは、それは色々なものをシャットアウトしてしまうのと同義だ。
少し考えなきゃなぁと思った。とか書いておきながら、やり残した仕事を思い出してしまって、再び仕事に戻る。