HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢32歳。日々の学びや気づきを、ちょっとだけ得意な文章とイラストで自由に記録していきます。

7月10日 合コンに誘われて考えたこと

月曜日、

 

 

全然涼しくならない。むしろ、今日の厚さは尋常ではない。

真夏?猛暑?いや、酷暑を超えて極暑だと思う。日中に外を歩いている工事の人が、半ば倒れ掛かりながら働いているのを見て、何とも言えない気持ちになった。

そんな様子を横目に僕も外を歩いていると、ものの数分で視界が霞んできた。

これはいかん、と思ってそそくさと室内に戻る。

 

そんな矢先だった。会社の後輩から一通のチャット。

 

「真面目な話なんですが、合コン参加してくれませんか?

 〇〇さん、僕の推しメンなんです。」※〇〇さんというのは、僕のこと。

 

最初は、この暑さで意識が朦朧としたか、一気に視力が落ちたか、かと思った。

ただ、ちゃんとチャットが来ていた。

 

このチャットをくれた彼は、数分前まで後ろの席に座っていた。僕が席を外したタイミングを狙ったのだろう。なんとも計画的な犯行である。

 

どんだけ合コン行ってるの?っていうくらい、日常生活の中に合コンが組み込まれているような彼からそんな誘いを受けたもんだから、呆気に取られるを通り越して笑ってしまった。

 

いつも合コンに一緒に行っているメンバーとは、ちょっとタイプが合わない人が今回の相手で、それで声をかけたとのこと。

彼は、根っからの明るい人間なので、こういう時に全然断っても大丈夫な人で、ひらりと交わしてお断りをした。

 

すると、

「了解です(大泣)」

という返事があった。こういうリアクションに対しても、

「WWW」

という形で返しても問題ないタイプなのだ。そして、その1時間後には仕事に関することで、全然違う雰囲気の1on1チャットをしていた。こういう彼の体質というか性格は、本当に素晴らしいと思う。

 

 

ただ、少し時間が経過した後で、合コンって本当に出会いが目的なんだろうか、と考えた。

誘ってくれた彼は、今お付き合いをしている人がいるし、僕は恋愛に全く興味がない。そしてそのことは彼も知っている。

となった時に、合コンの目的って何なんだろう。

 

お金を払って人脈を広げる、体験を買うための、一つのイベントに過ぎないよなぁと思った。

もちろん、恋愛をしたくてたまらないのに、身近に異性との出会いがない人にとっては合コンは楽しみで仕方がないことなのかもしれない。別のチームの人が、前にこれから合コンなんですと言っていた時、彼は「どうした」と思うくらいのオシャレをして、かつピーリングにも行っていた。さすがに笑ったけど、でも、真剣なんだなぁと思った。

 

ちょっと結論が出ないのだけど、まず言えることは

30歳でもまだ合コンに誘われることはありがたいということ。

そして、

時間とお金に余裕があったら行けばいいやぁと思っている間は、きっといかないし、仮に事故っていったとしても、何もないんだろうなぁということ。

でも、無駄なこととは思わない。人生経験だもんね。

 

ただ、今はちょっと余裕がない。