HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

7月12日 Amazonは買うが、Uberは買わない

水曜日、

 

今日もこの数日間と変わらず暑い。ただ、暑くて頭が麻痺しているわけではない。実際にめちゃくちゃ目にする機会が多いのだ。

 

Amazon Prime Dayの広告である。

 

まず、この数日間、Amazonのアプリを開くと、最初にPrime Dayの告知クリエーティブが数秒間流れる。これはスキップなどできないから、だれもが見ることになると思う。

 

そしていざアプリに入っていくと、もういたるところがAmazon Prime Dayのカラーで染まっている。この2日間のセールにどれだけリソースを割いているんだろうと思ってしまう。Amazonだけではなく、楽天とかYahooとか、いわゆるECプラットフォームのセールって、大体いつも同じような商品がセールになっているのだけれど、なんか今回のAmazon Prime Dayは、若干いつもよりも値引額が大きい気がしている。

 

それも影響しているのかもしれないけど、図らずも私も商品を買ってしまった。冷静になって考えてみると、オフラインのディスカウントショップと比較したら、決して安いとは言えないかもしれない。ただ、上手な値引額の書き方によって、まんまとその誘導に乗っかっている自分がいる。

加えて、今日からカウントダウン時計が出現している。

人間の行動心理に訴えかける、しかも積極的ではなくて、消費者も気づかぬうちに行動してしまう「ナッジ」という仕掛けが、張り巡らされている。

 

ただ、例えば5年前の僕が同じAmazon Prime Dayで商品を買っただろうか、と思うと、たぶん買わなかっただろうと思う。

 

一人親世帯で育ったこともあって、基本的に質素倹約がデフォルト状態で育った僕は、社会人になっても贅沢をする、お金をたくさん使うということに罪悪感があった。

 

使える人がお金を使っていかないと経済は循環していかない、ということは理論上納得はできるけれど、その循環の中に入っていない存在だったと思っている。

 

ただ、月日は経って今、「とりあえずこのタイミングで買っておくか」という軽い気持ちで、EC購入できてしまっている自分がいる。

 

一円でも安いところがあれば、そこに歩いて向かっていた時は、今いらないものは決してセールでも購入することはなかった。あの時の気持ちは忘れないようにしつつ、衰え始めた自分の体型、顔に似合うようなものは、やっぱり揃えなきゃなぁとは思う。年相応とはそういうことなんだと思う。

 

だからこそ、その観点で、決して年相応に関係ないこととして、僕はUberは使わない。食べたければ、しっかりその分自分で移動して動いて、カロリー消費して、食べたいものにありつけばいい。これも、昔100kg以上あった僕が経験値として持っている、ある種の知恵だ。

 

おやすみ