火曜日、
美味しいものが、美味しいと感じられなくなる。
寒いのに、寒いと感じなくなる。
お腹が空いていないのに、お腹が空いていると思う。
疲れているのに、まだまだ元気だと思う。
自分の本来の意思とは相反する行動をとり続けていると、段々と自分の中のセンサーがバグってくる。過度なストレス下に置かれると、こういう事って起きると思う。
ストレスも、自分にとってそれがストレスであるということを自覚しないと、それはストレスにはならない。認知して初めて言語化できて、そして自覚し始めると思う。
世間一般はゴールデンウィークの狭間。僕の会社、多くがカレンダー通りで働いているけれど、何となく雰囲気的にはいつもよりもおっとりしている感じがする。
そんな状況を一度感知すると、だんだんと僕自身の気も緩まり始める。
そして、途端にドッと疲れを感じ始めるのである。
これまでずっと走り続けてきたけれど、実は相当疲労が溜まっていたのかもしれない。
昨夜寝る時に、まるでマットレスに自分が吸収されるんじゃないか、っていうくらいの脱力感を得た。
体は正直だ。今朝起きたらいつもよりも1時間遅い。驚愕だ。ただ、なぜかあまり罪悪感は感じなかった。
体は正直なのだ。休めってことなんだろうな、とそう思って1時間のビハインドを、少し前向きに捉えて準備し始めた。
もし今日寝坊しなかったら、僕の中のセンサーは狂っていたかもしれない。
体は正直だ、だけどこの体の正直な感じだけはなくならないように気を付けたい。このセンサーがなくなったら、いよいよ潮時である。