HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

7月28日 隣人という関係

金曜日、

 

今日も今日とて、というよりも、今日はいつも以上に残業しすぎてしまった。

「この2つ、今日中にやります!」と言ってしまった後で、MTGや他のタスクがどんどん舞い込んできて、結果として残業になってしまった。墓穴を掘ったのは自分だから、まあ仕方がないと思う。

 

今日は、本当ならば、いつもよりも早く切り上げて、大学時代によくつるんでいたメンバーの飲み会に参加する予定だった。まあ行けなくはなかったけれど、たぶん合流するとしても22時半は回るだろう、ということで今回は断念することになった。

 

ただ、たぶん僕が断念したのは時間だけが理由ではない気もしている。

 

月曜から金曜までぶっ続けで働いていると、どうしてもコミュニケーション過多になってしまって、体ではなく頭が疲労困憊になっている。僕の母がそうであるように、僕もHSP気質があるので、割と細かいことが気になってしまい、すり減ってしまう性格である。特に、コミュニケーションに関しては、相手との距離感とか、一言一言の発言、目線などが気になってしまって、一個一個にものすごいエネルギーを使ってしまう。

 

だからこそ、人が少なくなった夜のオフィスがとても快適で、つい仕事に夢中になってしまって帰るのが遅くなってしまう。

 

金曜日の夜というのは、多くの人が翌日を考えずに夜に飲みに行けるから、待ちに待ったタイミングだろう。僕にとっては、もう金曜の夜には誰かと話すようなエネルギーは残っていないのである。体力は残っているは、心のエネルギーが残っていない。

 

今日も、今振り返ってみれば、そんな自分に甘えて、切り上げられたかもしれない仕事を切り上げなかった、ともいえるかもしれない。分かっている、こういうことを繰り返すと孤独になっていくことを。呼んでもらえるうちが花である。今日みたいな気を許せる友人の場合は、少し疲れてても行こうかな、と改めて思った。

 

そして改めて思う。僕は、だれかと一緒に住むことが本当にできない人間だと。

まあ、うちの家族はみんなそんな感じで、旅行に行っても、全員別々の部屋に泊まるから気が楽なんだけど、夜帰って来た時に、1人の空間が用意されていないことが耐えられない。

もし、結婚するとしたら、食事は一緒に取っても、その後は翌朝まで別々の部屋に帰っていく。

そう、集合住宅の隣人のような関係が僕にとっては望ましい。

 

そんなこと受け入れてくれる人、ほとんどいないことは分かっている。ただ、ラジオを聞いていると、意外にもそういう志向の人もいることが分かって、世界はまだ捨てたもんじゃないと思った。

 

うん、ただ今日は疲れた。

 

おやすみ