木曜日、
連休に入る前は、いつも決まって限界まで仕事をしてしまう。今日もそんな感じで疲れ切っているので、短めで。
恐らく、心身ともに疲れが溜まっていることも影響しているのだろう。些細な言葉に躓いてしまう。
「明日までに提出しますね」
この言葉を聞いたら、基本的には明日(この話をしている日の翌日)には、求めているものが提出されると期待するだろう。
ところがだ。
この発言をしている時は、どちらかというと可能性のイメージで発言をしていて、もう少し丁寧な表現にすると
「明日までには提出できると今の時点では思います」である。
つまり100%の確信があるわけではないけれど、明日には提出する心づもりだ、ということだ。
僕は、自分が発言したことにすごく責任を感じるタイプで、少しでもできない可能性があるなら、ちゃんと枕詞をつけて相手に伝える。
「明日までには出せるように頑張りますが、厳しい場合は早めに連絡をします」
こんな感じだ。
この可能性レベルで上記の発言をする人が、僕の周りには結構いて、少し混乱してしまうことがある。
ただ、2年住んだカンボジア、1年住んだフィリピンのことをちょっと思い出していた。
この2つの国で共通していたのは、可能性レベルで約束をする、ということである。
少しでも出来る可能性がある、やる気があるなら、できます・やりますと言うのが基本スタンスであった。
だから、約束が守れなくても別に罪悪感はなさそうだった。そもそも、そんなに固い約束なんて言う風に捉えていないからだ。
割と、言葉の使い方、文章の体裁みたいなところが気になってしまう性格だから、こういう言葉の一字一句が勝手に記憶されてしまうのだ。
あれ、今日までに出すって言ってたよな、、、と思って連絡しても既読にもならない。なんなら忘れて有休だったりする。
でも、そこに何の悪気もなく、発言した時はそうできると思っていたのかもしれない。
うーん、このニュアンスの違いに慣れるにはもう少し時間がかかりそうである。