HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

8月7日 パパ活女子だって・・・

月曜日、

 

 

お盆休み前最後の1週間がスタートした。先週の今日、コロナに罹患した僕は、10日間は保菌者扱いということで、出社することは快く思われない。今週は在宅勤務を続けよう、意識してやる気を出さないとエンジンがかからないような、一週間の始まりである。

 

ただ、在宅勤務だと、朝の時間が有効活用できるから生産的に時間を過ごせる。その一つが英語レッスン。移動時間がない分、始業時間前30分にレッスンを受けることができるのだ。

 

しかし、今朝は数分遅れてしまった。月曜日は、なぜか一つ一つの行動に、いつもよりも時間を要してしまう。いつも通りの家事をこなすと、他の曜日よりも数分時間がかかってしまうのだ。

とはいえ、まあこちらはお金を払っているわけだし、数分遅刻したとしても問題ないだろうと思い、8時30分からのレッスンに対し、8時32分に入室をする。

すると、もう既に担当の講師はいなくなっていたのだ。

 

「え?たったの2分遅刻しただけで?」

 

これまでも何度か遅刻はしているが、たいていは待っていてくれた。だが、今日の講師は僕が来ないと判断した瞬間にクラスルームから退席してしまったのだ。

 

今日の分のレッスン代は消化扱いとなり、この30分という時間はもう返ってこない。怒るというか、呆気に取られてしまって、その後数分間狼狽えてしまった。

 

「こっちは授業料を払っている生徒なんだから」

という驕りがあったのかもしれない。自分を恥じた。

 

その他にも、今日は幾つか自分の驕りを恥じる瞬間があった。

 

例えば上司の話。なんと、土曜日にコロナに罹患してしまって、まだ症状が続いているとのことだった。自分がコロナについ最近かかったこともあり、とにかく今日は体休めてほしいと切実に思った。

 

ただ、チャットで連絡をすると、いつにも増して高速でレスポンスが返ってきて、全然休んでいない様子。更に、MTGもガンガン実施しているようだ。そして、明日の朝になんと僕ともMTGをすることになった。

 

コロナは辛い。かかったから分かる。でも、コロナにかかって辛いから、しんどいからといって、みんながみんな休んでいるというわけではなないのだ。そんな風に考えているのは、自分への驕りや甘えなんじゃないか、そんな風に感じた。

 

そして夜。幻冬舎新書から『パパ活女子』というルポを出版している、中村淳彦氏のラジオを聞いた。著者は、パパ活女子以外にも、AV女優や風俗嬢、介護職の現場や中年童貞などを取材している、とても興味深いノンフィクションライターだ。

 

ラジオの中で彼は、

パパ活をやっている女の子を、かわいそう、なんて思ったらおしまいですね。そうやって上から目線になった瞬間に、話なんかちゃんと聞けなくなるし、相手も察して何も話してくれなくなるんですよ」

こんな風に言っていた。彼女たちは彼女たちで楽しんでいる。別に苦しいとは思っていない。そう考えるのは、完全に上から目線なのだ。

 

パパ活女子というタイトルから、僕はラジオを聴く前に、どんな社会の闇が見れるのか、みたいな完全に上から目線での興味丸出しだった。それも完全な驕りであると認識した。

 

今日は自分の姿勢を改めたいと思ったことが沢山あった、そんな長い1日だった。