木曜日、
今日僕は、グミを食べた。みんな知ってる、みんな大好きピュレグミだ。
何年ぶりだろう。
グミ自体を食べたのは、恐らくコロナ前。カンボジアに居たときに食べたものが最後。
ピュレグミに限定すれば、もう5年以上前かもしれない。
最近何かと話題のグミ。口さみしい時の相棒として、ガムにとって代わる存在として台頭してきた、それがグミ。
そんなグミ、中でも代表格のピュレグミを食べるきっかけとなったのは、ノートPCのバッテリーを貸したこと。
隣に座っている同僚、昨日在宅勤務だったこともあり、バッテリーをうっかり忘れてしまった。
そんな日に限って、終日オンラインの研修がある。バッテリーがなければ、確実に途中で落ちてしまうだろう。
ちょっと左側を見ると、どうしようかと、オロオロしている様子が見られたので、使う?と一声。
満面の笑みで、ありがとうございます!の返答。
それから数分後。彼はたばこを吸いに外へ。そして戻ってきた彼の手には、やつがいた。
そう、それがピュレグミだ。
そして彼は私にスッと差し出す。バッテリーを貸してあげるお礼とのこと。
おおお、なんという。そんなバッテリーの貸し出しごときで畏れ多い。
ありがたく頂戴する。ただ、僕のポリシーとして、
『やられたらやり返す、倍返しだ!」
を掲げている。
つまり、『何かをもらったら、こちらも必ず返す。倍返しだ!』
ということで、ランチ後にサッとコンビニに立ち寄り、
ピュレグミプレミアムを購入。それを研修が終わって、それから自分の業務に取り掛かる彼にサッと手渡す。
彼は一瞬、理解不能といった感じで目を見開く。
「もらったら倍返しするのが、ポリシーなんで!」と僕が囁く。
それでも、まだびっくりしている。
そこですかさず、
「隣近所に配って!」とコメントを付け加える。
そこから、グミニュケーションがスタートした。
時刻は18時45分過ぎ。みんなお腹がすき始めている頃だ。
「えー!いいのー!ありがとう」
「え、これどうしたの!?」
いろんなところで声が聞こえる。
これをきっかけに、普段しゃべらない人や、これまで話したことがなかった人と会話することが出来た。
最初、彼に倍返しをするときに、何にしようか非常に迷った。
無難にアルフォートにしようか、
いや、ここは敢えてミックスナッツでヘルシー系を攻めるべきか
はたまたポッキーという手もある。
ただ、自分が嫌いなものは人にあげないだろう、という考えに到達し、
ピュレグミプレミアムに決めた。
グミの持つ力ってこんなにすごかったっけ。
もちろん、It’s all about gummyと言いたいわけではないけれど、
でも、グミから始まるグミニュケーションの偉大さを実感。
さて、明日は何をぶらさげておこうかな。