HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

9月17日 私は体重を測らない

日曜日、

 

 

今日伝えたいこと

 

『自分にとっての健康指標を持つこと』の大切さ。

 

まずは2つの記事を紹介したい。

withnews.jp

withnews.jp

 

1つ目は、一時期店頭からなくなった、あの幻の飲料「ヤクルト1000」に関する記事。

ヤクルト1000は、「睡眠の質を高める」機能性食品。

機能性食品とは、企業が、その商品の「安全性」や「機能性」、「効果」を自主的にチェックし、消費者庁に届け出をだしたもの。

トクホみたいに、第三者によるチェックは行われない。

 

このヤクルト1000の自主的なチェックの内容はこちら。

 

<進級に重要な学術試験を受験する4年次の健常な医学部生の男女(対象者94名)を2群に分け、被験食群には「Yakult(ヤクルト)1000⟨乳酸菌 シロタ株を1000億個含む飲料⟩」を、対照群には疑似飲料(味や外見は同じで、有効成分を含まないもの)を1日1本(100ml)、学術試験の8週間前から試験終了後3週間まで飲用してもらいました。>

 

さて、どう思うだろうか?

まず実験した人数。94名。

しかも、半分は類似品(プラシーボ)を飲んでいるから、実質50人程度。

 

少なくない??

 

さらに、その対象者の詳細

「進級に重要な学術試験を受験する4年次の健常な医学部生の男女」

 

この条件に当てはまる人って世の中にどれくらいいるんだろう?

 

別にヤクルト1000を疑っているわけではない。

 

ただ、だれでも睡眠前に糖分を取れば、眠くなるよね?(笑)

 

僕はもともと食品メーカーのマーケティングをやっていたこともあり、

こういったちょっとしたカラクリは、散々見てきた。だから、ついこういうところは気になってしまう。

 

健康を気にしている人からすると、トクホよりも価格が安い機能性食品は、より身近な頼れる存在だろう。でも、ちゃんと調べてみると、意外とその信憑性が不明瞭なものもあるというのが実情だと思う。

 

 

続いて2つ目の記事。

これはBMIについて。

 

な、な、な、なんと、BMIというのは約2世紀前に開発されている。

さらに、良いとされる基準が国によってバラバラ。

記事によると、

 

BMIはもともと「主に前世代の非ヒスパニック系白人集団から収集されたデータ」に基づいており、「平均的な男性の体格」を明らかにするためのもの。これを世界中のさまざまな人々に一律に適用して肥満かどうかを判定してきた。”

 

つまり、アジア系の私達を男女一絡げにして、同じ指数で測ることは、そもそも間違っているのではないだろうか。

 

BMIでは肥満とされてしまっても、体脂肪率は10%のような筋肉質体質のスポーツ選手は、たくさんいるだろう。

 

ダイエットしている人からすると、こういう数字は強迫観念そのものだ。

 

というのも、私はもともと肥満児で、いまでも拒食症予備軍だから、BMIとかに怯える気持ちが良くわかる。

 

身長170センチ、体重101キロだったことがある。

 

ちょっとでも食べたら体重を測り、そしてすぐに色々な指数で計算をする。

その結果で、精神的なアップダウンを繰り返す。

 

一時期、身長180センチ、体重60キロまでになったが、社会人になって10キロ増えた。

 

増えたときは、もう恐怖しかなく、だれともご飯を一緒に食べたくなかった。

というのも、誰かと一緒に食べると、ちゃんと食べなきゃいけないからだ。

もちろん、ご飯を抜くと、仕事に支障が出る。そこで、飴をなめ続ける日々。

そんな風にしてやり過ごせるのも、新入社員の時くらい。

 

このままではまずい。そう思って、食べないんじゃなくて運動する、に切り替えた。

 

今でも、余程の雨が降っていない限りは、どっかしらのタイミングで毎日ランニングをする。

 

走っている時に感じる、自分の体の重さ。これが自身の健康バロメーターになっている。

 

前日食べ過ぎると、もちろん体が重い。

体調が悪いと、息切れがすごい。

一方で、ちゃんと睡眠&ストレッチができていると、体が跳ねるように軽い。

 

こうやって自分の健康指標を持っている。

もし、体重計に頼ったら、もう毎日がつまらなくて仕方がないと思うし、

凹む日々が続くと思う。

 

だから僕は体重計に乗らない。

 

 

機能性食品、僕も大好きだし、同じような商品と機能性食品があったら、そりゃあ後者を選ぶ。

 

それで自分の気持ちが前向きになるなら、全然いいと、個人的に思っている。

 

ただ、だから大丈夫、じゃなくて、それとは別の自分を支える健康指標を持っておくといいと思う。

 

僕も、いつまた拒食症、過食症になるか分からない。

だから、こういう風に日記を書いてリフレクションしているのかな。

 

健康に悩む全ての人に、僕は一緒に頑張ろうって言いたい。