HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

10月19日 無と空(くう)の往復

木曜日、

 

 

無になること、空(くう)になること、これの往復運動なんて、これまでの人生で全然意識してこなかった。

voicy.jp

 

無になるというのは、何も考えないことだ。例えば、作業に没頭していたりすると、何も考えずに勝手に手が動いていたりする。

この無の究極系が、呼吸だ。「呼吸をしよう」といちいち考えて呼吸している人はいないだろう。無になるというのは、まるで呼吸をするように考えずに何かを行うこと。

 

一方で空(くう)になるというのは、空間と一体になるような境地。

何かの行動を起こす際、まずそこには「私」という主語があり、この私がその作業をしているのだけど、やがて自我を失いその空間自体が主語となる。

 

例えば、チーム医療みたいなものがそうかもしれない。執刀医がいる=主語としての私がいるのだけど、やがてそのチームとなって手術室という空間が主語となっている。

ゾーンに入る、とでもいうのだろうか。

 

無は全く考えていないという状況だけど、

空はまず自分が考え、そして集中し、最終的にはその場・空間全てが一つになる、ゾーンに入るということ。

 

これを往復することによって、自分が満たされる感覚を覚えられる。

 

なるほど、非常に納得した。

 

なんにも考えない状況としての無の私と、没入してゾーンに入る私とが往復することで、太い豊かな人生が送れそうだと、そう思った。