木曜日、
平日聞いているラジオ、ジェーン・スーの生活は踊る。その中の、リスナーからの相談に対してスーさんが応えるプログラム、「相談は踊る」のコーナー。
今日の相談は、すぐにカッとなって手が出てしまう20代女性の方。そんな自分を直したいという。
格闘技が好きなスーさんは、キックボクシングを始めたらいいと、真面目に返答。
沸点が低い今回の相談者さんみたいな方は、逆にそれが長所として働くようなところに身を置いた方がいいとのこと。
なるほど。理解。
一方で、日常の中ではなかなかキックボクシングは出来ないから、そんな時は小さく呪えばいいとのこと。
”片方の靴だけ、頻繁に紐がほどけてしまえ”
”大事な場面で屁が漏れろ。お世話になっております、ぶっ、みたいな”
”エスカレーターを降りた途端滑ろ”
”朝に描く眉毛、毎回失敗しろ”
”新しく買ったアイライン、全部下に落ちろ”
”鏡見た瞬間、毎回落ち込め”
”朝起きた時に枕に落ちている自分の毛量に毎回驚け”
”コピーするたびに指を切れ”
もう小さい呪いがたくさんあって笑った。これくらいの些細な呪いを、憎たらしい、カットなってしまった相手の背中に妄想しておけば、少しは抑えられるし、笑ってしまうだろうと。
示唆深いのと面白いのとで、久々に笑った。