水曜日、
今日もvoicyの話。
ランニングをしながら聴いた、尾石はるさんのこの放送だ。
リスナーからの質問に答える回。相談者のお子さんは小学生。いつも一緒に帰っている他の女子生徒から、最近冷たくされているとのこと。
それを親としてはイジメの発端かもしれないと捉えて、相手の親や学校の先生に注意・相談しにいこうか迷っている。
このことを、質問者のお母さま、つまり当事者の娘さんからしたら祖母に相談をすると、何も介入せずに見守った方がいいとのことで、これにモヤっとしているとの質問・相談であった。
「そのお友達からしたら、そもそも友達と思ってなかったんじゃない?」
「そのお友達からしたら、迷惑だと思ってるんじゃない?」
小学校中学年・高学年くらいになると、それぞれ自我が出始めて、これまでは近所だからという理由だけで一緒に帰っていたり遊んでいたりした友人たちとも、距離が出来たりする。
これはごくごく自然なこと。
ここに親が入っていくとどうなるか。
せっかく、自分に合う世界へと、それぞれが方向転換を始めるタイミングにブレーキをかけることになってしまう。
盲目的になってしまうことはよく分かるし、やむを得ないと思う。でも、その小さい友人関係の中だけに漂っていて、そこでの心地良さだけを探していたら、もっともっと盲目になってしまう。
子供のうちは、悪気もなく、「親友」ということばよく使う。友達の中でも、更に友達という格上の存在だ。
でも、1人の親友を作っておくよりも、多くの知り合いを作っておいた方が、個人的にはいいと思う。
Best Friendだけじゃなくて、Good fiendsがいっぱいいるイメージだ。
これから色々なライフステージを経験して、もっと辛い目に合うと思う。その時に、これも運命と受け止めて受け流していけるかどうかは、1人のBest Friendよりも、色々なシチュエーションに合わせて話せる複数のGood Friendだと思う。
世界は広い。
親の介入はありがたいようで、結構残酷。