金曜日、
ああ、そうかもしれないなぁと納得した話。
最近Voicyで聞き始めた、OUR HOMEのEmiさんのチャンネル。その中で紹介されていたエピソード。
OUR HOMEで創業メンバーとして働いているスタッフの、実のお母さんにどのように育ててきたのかをインタビューした話。
Emiさん曰く、このスタッフさんは、本当にバランスが取れた素敵なスタッフさんだという。
どうやってそういう人に育てたのか、Emiさんからお母さんへ質問。
「結構ほったらかしてたなぁ」
「別に忙しいっていうわけじゃなかったんだけど、テニスに夢中で(笑)」
意外な答えが返ってきた。一人っ子ということもあり、より一層手塩にかけて育てたのかと思いきや、むしろその逆の回答。お母さん自身、もちろん子育てはしていたけれど、自分がやりたいことや好きなこともあきらめなかった、全力で取り組んでいたとの回答。
その結果、自分で色々と考えて動くような子供になったという。
なんかこの話を聞いて、とても納得がいった。
たしかに、子育てだけが生き甲斐ですみたいに、丁寧に丁寧に子供を育てている親、それを見ている子供の立場からすると、感謝の気持ちは抱いても、理想像を重ねることは難しいと思う。
もちろん、子育てが本当に好きで、大切だと思っている人は沢山いると思うけど、子育てを最優先しなければならない、という考えで生きている人って結構いると思う。
「~でなければならない」
例え口に出さなくても、表情や声色に現れていると思う。そしてそれを子供は敏感に感じ取る。
一方で、好きなこと、自分のやりたいことに全力で取り組む親からは、悲壮感は感じられないと思う。
「なんだかこの人幸せそうだなぁ」
と、そんな風に感じて子供も同時に幸せを感じるだろう。
そういう楽しい雰囲気は、見えないけれど確実に子供たちの心に影響を与えて、
「私も自分でやってみようかなぁ」
と、そんな風に思えてくるのかもしれない。
楽しいって思えること子育てであっても、それ以外のことであっても、楽しく全力で取り組んでいること、それが親としてはとっても大事なんじゃないかなと放送を聞いて思った。
ああ今の自分は、全力は全力だけど、ハッピーなオーラを出せているだろうか