HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

4月10日 ぐうの音もでないこと

月曜日、

 

今日は忙しくなるだろうということが分かっていた。だから、この土日を仕事に費やして、それでも月曜になって周りに確認しないと進められないことも結構あって、結局バタバタになってしまった。数字データを扱うタスクが今日AMにあり、やっぱり数字が苦手な僕は人一倍この作業に時間がかかってしまう。

 

そんなことを考えているのも束の間。次はTVCMの編集現場へと足を運ぶ。今日はどちらかというと最終確認だったため、軽い気持ちで臨んだ。直前まで数字の対応をしていたこともあって、まあ一旦は丸腰でいっても大丈夫だろうと思っていた。

 

そして事件は起こる。

 

今日の編集の目的は、関係者すべてが立ち合い、これで問題ないよねっていうのを合意することだ。だから、この場で色々と大がかりな修正が入ることはない、というかそれまでの間にそういうことは終わらせておくのだ。

 

しかい、いざ動画を確認してみると、最新のテロップが反映されていなかったり、注釈の書き方がシーン毎に統一されていなかったり、挙句の果てには掲出する商品の正式名称が間違っていたり(具体的には、しっかりと調べていなかった)、ボロが次々と見つかった。

 

僕は前職でもプロモーション関係の仕事に携わっていたけれど、日本のマスコミュニケーション向けのPRは初めてだ。一つ一つすべて丁寧に確認作業をしなければならない、ということを今日は思い知った。広告会社にお渡ししている資料も最新版でないことが分かり、もうパニックだ。そんな僕の様子を見て、周りのメンバーが僕の代わりに広告会社に謝罪をしている。その光景を見て、更にパニック、というかげんなりにしてしまった。もちろん、周りのメンバーは誰も僕の事を直接責めることはしなかったけど、「しっかりしてくれよなぁ」という視線がとても痛かった。

 

明日が社長プレゼンということもあるし、OAのタイミングも決まっているから、何が何でも今日終わらせる必要がある。

 

一旦、スタジオを離れた後でも、遠隔でずっとやり取りが続いた。

取り急ぎ作業は終了したけど、広告代理店が明日のプレゼンに向けて今猛スピードで動いていることは間違いない。

ぐうの音も出ない、とはこのこと。

1人ですべての文字をチェックするという、この形式自体が間違ってると思うと励ましてくれたけど、そういう言葉も今は痛い。

 

教訓だ。

 

おやすみ。