HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

9月28日 自炊はもっと、楽でいい

木曜日、

 

 

最近知った、山口祐加さんという自炊料理家さん。「自分のために料理を作る」をテーマに、肩ひじ張らない自炊を提唱している方だ。おそらく、年齢は僕の1個上だと思う。山口さんが言っていることは、共感できることだらけだ。最近、voicyを始められたようで、是非聞いてみてほしい。

voicy.jp

 

自炊に関することで、ちょっと質問。

皆さんは、どれくらい自炊をしますか?もちろん、立場によって全然違うと思う。そこで、今一人暮らしをされている方、そうでなければ、一人暮らしをするとなったら、どれくらいの頻度で自炊をしますか?

 

多分、多くの人がほとんどしない、と答えると思う。

 

僕は今年30歳。都内で暮らす一人暮らしだ。

どれくらい自炊をするか。

基本毎日だ。

 

とここで、改めて自炊の定義を検討してみたい。自炊と聞いて、どんな食事を想像するだろうか。ご飯があり、汁物があり、主菜があって副菜もある?確かにそれは素晴らしい自炊だと思う。

でも、そんなことなくて、何かしら調理をすること、それが自炊だと思っている。

例えば、トマトを買ってきて串切りにして、塩をかける。これだって立派な自炊だと思う。たまごを買ってきて、ゆで卵を作る。これだって確実に自炊と言えるだろう。

 

みんな、自炊=ちゃんとした料理を作ること、という固定概念があるんじゃないかな、と思う。そんな必要は全然ない。

 

そしてもう一つの懸念点。それは、一人分作ることの難しさ、だと思う。特に汁物なんて、一人分作ることはほぼ不可能だ。そんなことをしたら、鍋が焦げてしまう。

 

さて、本当に一人暮らしだったら、一人分を作る必要があるんだろうか?僕はNOだと思っている。4,5人分作って翌日、翌々日にも食べればいい話だ。

 

ここで、更にもう一つ。毎日違うメニューを食べたいのに、そんなに同じメニューが続くのは嫌だ、という風に考える人はいないだろうか。

本当にそうか?正直に自分に問うてみてほしい。それは、小さい頃にそういう風に育ったことによる固定観念であって、実は毎日好きなものが食べたかったりするんじゃないだろうか?

とはいえ、人間だれだって同じ味には飽きる。そこで味変の出番である。普通の味噌汁を題材に考えよう

 

1日目:普通の味噌汁

2日目:バターを入れてみる

3日目:キムチを入れてみる

4日目:卵でとじてみる

5日目:豆乳とチーズを入れてみる

 

お判りいただけただろうか。同じ味噌汁でも、調味料があるだけで、こんなに違うメニューに様変わりするのだ。ほかにも、納豆を入れたり、オリーブオイルを加えたり、工夫はたくさん。

 

サラダもそうである。僕はドレッシングを買っていない。

塩、オリーブオイル、ごま油、酢、レモン汁、マヨネーズ、柚子胡椒、ブラックペッパー、醤油。これらを組み合わせれば、何通りも味変ができる。基本、これらの調味料は、全て百円ショップで買える。

 

何が言いたいか、と言えば自炊は本当に難しくないということだ。

 

それでいて、実はとても頭を使う作業にもなるし、

なんと言っても、料理をする人の気持ちが分かるようになる。

「何が食べたい?」と聞かれたときに、ちゃんと冷蔵庫の残り物を確認してから回答しただろうか?

 

「え、またこれ?」と同じメニューに文句を言ったことはないだろうか。一度、自分で自炊をやってみると言い。

 

山口祐加産の考え方は、とても素敵だと思う。