金曜日、
皆さんは、人生の岐路に立った時、何を基準として行先を決めますか?
例えば、選択肢が3つ与えられているとする。どの選択肢も、一長一短で選ぶことが難しい。こんな時、どうやって選択肢を決めるだろうか。
この問いに対する、ある種のヒントのようなものを教えてくれたのが、このvoicyの放送である。voicy番組の中でも、僕が毎日欠かさず聞いている番組、『荒木博行のbook cafe』だ。
リスナーから寄せられた質問に対して、荒木さんが回答をする形式。今回の質問は、新しいことに踏み出す時、何を考えますか?であった。
そこから発展して、人生の岐路に立った時、何を考えて次に進む道を決めるか、ということだった。
実体験をもとに、この問いに対して自論を展開された荒木さん。例えば、選択肢が3つあった時に、その中から選択をするのではなく、視点をずらして考える、というのが荒木さんの考えだった。
「どの選択肢を選ぶべきか」という目の前の候補から選択をするのではなく、自分が80歳になった時、どのように生きていたいか、そこからの逆算で進む道を決めるとのことだった。
自分が80歳になった時、だれと、どこで、どんな話をしながら暮らしていたいか
自分が80歳になった時、仕事はしているのか・していないのか
自分が80歳になった時、どんな趣味を持っているのか
そうやって、遠い未来をイメージしながら、改めて今の自分を見つめると、自然と進むべき道が分かってくるのかもしれない。なるほど、と納得。
ただ、現在30歳の僕にとって、あと50年後の理想の生活を思い描くことも、そう簡単なことではない。
そんな時、ふと飛び込んできたニュース。それが中秋の名月のニュースだ。
今年の中秋の名月は、満月と重なるため、お月見には絶好のチャンスとのこと。そして、次回同じように重なるのは、なんと7年後とのことであった。
あいにく、都内は雲が広がっているため、満月を拝むことは難しいけれど、ウェザーニュースが公式チャンネルでライブ配信を行っている。
7年後、また中秋の名月と満月が重なる時、自分はどんな風になっていたいだろうか。そもそも、同じ場所から月を眺めているかどうかも分からない。
ただ、50年後を想像して選択をするよりも、7年後の自分のありたい姿を想像する方が、ぶれずに進路を見定めることができるかもしれない。実際に7年が経過し、想像していたものと違っていたとしても、また次の7年後に向けて修正すればいい。
7年後の今日も、こうやってブログを書いていたいと思っている。その未来を実現させるために、そこから逆算して方向を見定めていきたいと思う。