HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

1月3日 物の見え方は自分次第

水曜日、

 

 

今年の年末年始は、今まで生きてきた中で一番普段の日常と変わらずに過ごしたかもしれない。

ここ数年、母も祖母もジムに通うようになってから自分の体型にストイックになり、食べるものをかなり意識するようになった。その結果、おせちを囲むということがなくなった。それでも、元旦は祖母のところに顔を出していたりしたけれど、今年はそれもなかった。

一応電話やLINEはしたけれど、今回はそれで終わりである。

最も、父母も祖母もそれぞれの生活が充実しており、子どもや孫に会わなくても、さほど悲しくないというのがある(実際は分からないが、特に祖母は、祖父と死別して1人暮らしするようになってから、みるみる若返っており、1人暮らしを楽しんでいる)。

加えて、今年は交通網がかなり混雑すると言われていたし、人混みが大の苦手の僕にとっては、年末年始のターミナル駅に行くことほど、苦痛なことはない。

結果として、年末年始は普段の休みと同じように過ごしていた。

昨年も一昨年も、そしてその前も、年末年始は実家に帰るということはなかったのだけれど、やっぱりどこか心寂しさを感じる瞬間はあった。しかし今年は全く違っていた。

 

本当に切羽詰まっているのだ。

明日からゴールデンウィークが終わるまでは、次々と対応すべきイベントがやってくる。もちろん普段の業務が減るわけではない。この年末年始の休暇で、いかにタスクを整頓して、処理をして、そして頭をしっかり使って考えるか、というのが勝負だと思っていた。

12月29日。法律上、有休を取らなければいけないため申請はしたものの、人があまり来ないことをいいことに、会社に行って22時まで勤務。そこから5日間は、年末年始は人が少ないビジネス街のスタバで作業。そして今に至る、というところである。

 

作業や思考に没頭し過ぎて、地震の揺れも気づかなかった。ニュースで知ってびっくりした。

羽田空港は、僕の住むエリアから割と近いということもあって、消防や警察が走り回っているなぁという印象は受けていた。でも、それでやっと感知したくらいだ。

 

こういう話を聞くと、「年末年始まで仕事してるなんて、本当にかわいそう・・・」とか「寂しくないの・・・?」とか、非難ではなくて、本当に心配して声をかけてくれる同僚や友人が沢山いる。

 

三が日終わろうとしている今、むしろ僕は達成感に溢れている。

正直、まだまだやろうと思っていたことは半分くらいしかできていない。

でも、次に何をしなければいけないのか、ということが作業レベルで見えており、「どうすればいいんだ。。。」という状況からは打破できているのは、とても大きい。

 

このブログを書き始める20分前くらい、僕は湾岸エリアを散歩していた。昨日とは打って変わって、星は全く見えず、むしろ雨が少し振っている。でも、僕の目に映る浜離宮恩賜公園は、昨日よりも全然綺麗に見えた。

昨日は、「あと1日でどこまで進められるだろうか」と、寝る前と朝起きた時に不安だらけだった。でも今日は違う。少し諦めのところもあるが、明日から全力疾走するための準備体操が出来ている。そんなウォーミングアップされた体にとっては、むしろ、少し雨が降っていて湿った空気の方が心地良い。

 

「なんだか会社つまんないなぁ」

「なんだか学校しんどいなぁ」

「毎日つらいわぁ」

と、日々生きていれば思うかもしれない。で、それは本当にその通りだと思う。

でも、同じ困難さに直面している時、その時の自分がどういう状態かによって、見え方や捉え方は違う。

雨降りをネガティブに捉えるか、気持ち良いと捉えるかは、自分がどういう状態にあるか。

夜を恐ろしい暗闇と見るか、静寂が広がる癒しの空間と見るかは、自分がかけているメガネ次第。

 

僕は、毎日をハッピーに&ご機嫌に過ごすために、事前の準備は欠かさずにいこうと思う。だから、この年末年始は、本当に言い過ごし方ができたと改めて思った。

 

ちょっと違うけれど、少し似たようなエピソードを紹介していたvoicyがあるので最後にちょっと紹介。

voicy.jp