月曜日、
じゃんけんをする時。
何かの勝ち負けを決める時。
何かの優先順位を付ける時。
何かのグループに分ける時。
じゃんけんをする時は、かならず目的がある。そして、勝った方は多くの場合で優勢に、負けた方は多くの場合で劣勢になる。
決着をつける時、物事を決める時にじゃんけんをする。でも、ずっとあいこのじゃんけんがあってもいいんじゃないかな。
ずっとあいこでいることが、むしろ心地よいようなじゃんけん。僕はそういうじゃんけんが出来る関係性のチームがいいなって思っている。
僕のチーム、立場上、役割としてマネジメントを僕がやっているけれど、年齢は一人を除いて実は全員同じ。社会人になった年も、全員同じ。
だからこのメンバーで話をする時、まるで目的がなくじゃんけんをする時のような、そんな感覚でじゃんけん自体を楽しんでいる。
さっきもそう。
今日配信した広告、ちゃんと届いていたよ!
あ、それ私もスクショ取った。
実は僕も取ったよ、ほら。
なんだよ、みんなやってること同じじゃん。
全く持って生産的ではないし、無目的な会話。でも、こういう会話が何気なくできる、そして突然始まって、突然終わる、それでも何も違和感がない関係。こういう関係がいいなって思う。
どうしても、仕事をする以上、決めなければいけないこと、優先順位をつけなければいけないこと、勝ち負け白黒つけること、評価すること、たくさんはっきりと判断しなければいけない場面がある。だから、無目的な行動はそこに存在しない。
でも、だからこそ、あいこでしょ!って言える関係が愛おしい。そしてそもそも、じゃんけんをする相手がいることだって、本当はそもそも愛おしい。