HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢31歳。日々の学びや気づきを、ちょっとだけ得意な文章とイラストで自由に記録していきます。

7月8日 モーニングコール

月曜日、

 

 

何年ぶりだろうか。

「明日、6:30にモーニングコールお願い。朝ランに行く前にこれだけは何卒」

日付が変わる寸前の昨日。同僚の一人からLINEが来た。

彼は今日からシンガポールに出張に行っている。とにもかくにも朝が苦手で、一応定時は9時始業のところ、予定表の9時~10時半のところはすべてブロックし、「No MTG Please」と書いてある。それくらい、彼は朝が弱いのだ。

 

でも海外出張となれば遅刻は命取りだ。しかも、羽田に9時にはついていないといけないらしい。僕にとっても、それなりに早い時間なのだが、もし朝ランニングにいかないのであれば、たいして普段と起きる時間は変わらないだろう。ここから羽田は一本というのもあるが。

 

彼を起こさなきゃいけない、そういう変なプレッシャーで昨夜はあまり眠れなかった。6時半に起こすこと自体は特に問題ないのだが、ちゃんと起こさないといけないという緊張感を抱いていた。

 

一つ年下の後輩だが、普段は8割タメ語、たまに敬語というくらいの距離感である。

6時半に電話をすると、もちろんでなかったがすぐにLINEが帰ってきて、

「神様、ありがとうございます」と尊敬の頂点のような敬意と敬語で帰ってきてちょっとビビる。とりあえず起きれて良かった。そう思って僕はランニングに出かけた。

 

ただ寝不足は体にちゃんと響く。この暑さである、ちょっとクラっとくる。慣れているとはいえ、危ないかもと思う場面が何回かあった。そして、14時過ぎると完全に集中力が終わってしまった。

 

今日は早く寝よう、と言ってもこの時間ではあるのだが、それでも会社から帰ってくる帰り道は、もう目が見えなくてこのまま寝てしまおうかと思うほどであった。

 

明日は僕がモーニングコールが必要かもしれない。

 

おやすみ