HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢32歳。日々の学びや気づきを、ちょっとだけ得意な文章とイラストで自由に記録していきます。

10月7日 「了解です」

月曜日、

 

 

ずっと気になっていることがある。

「了解しました」「了解です」という返答についてである。

就活生になって最初に直す言葉、それがこの「了解です」という言葉だと思う。就活生の時は、面接の時だけしか使っていなかったから、実際に社会人になって営業職として働いていた時、最初のうちは、たまにクライアントとの商談の中で

「了解しました」

と、つい口に出してしまいそうになり、慌てて「了解致しました」とちょっとだけ丁寧語にしたり試行錯誤していた記憶がある。

それでも1か月も経てば、基本的には何も考えなくても、受け答えは基本的に「承知致しました」「かしこまりました」、という言葉に変わっていった。

みんな、そういうもんだと思っていた。

前職の同期、現職で面接をした人、上司や同僚、取引先、あたりを見回しても、基本的にはこれらの言葉を使っている。

 

ただ、一人を除いては。

 

僕のチームに、まだ「了解しました」を使い続けているメンバーがいる。今年で3年目だから、新卒というわけでもない。

ただ、営業の経験がゼロでずっと内勤だった。昨年の春にマーケティング部に配属になったのである。

実は、この「了解しました」だけの話ではない。

~をしたい、ということを伝えるとき、基本的には「させて頂く」を使うだろう。これは二重敬語と思いきや、実は正しいのである。ただ、このケースにおいても

「~がしたいです」「~をやりたいです、知りたいです」という言葉遣いをする。しかも、クライアントや上司に向けてもである。

さらに、語尾を伸ばす癖があるから

「了解しましたー」「〇〇がしたいですー」とこんな感じになる。

 

うーん、さすがにこれはまずいんじゃないか。本人は全く悪気なく使っているところが、また罪なところである。

 

一方で、そんな言葉遣いでいちいち注意しているのも、なんか意地悪みたいで好きではない。別にその言葉遣いによって、売上が大きく落ちるわけでもなければ、社内関係が悪くなることもない。

言葉遣いよりも中身でしょ

そう言われたらおしまいだ。

自分も英語を話している時の方が、こういう遜る感じにならなくて、straight forwardに言えるから楽というのも自覚している。

 

ただ、やはり気になる人は気になるようだ。

 

これは注意をすべきなのか、ずっと考えている。