月曜日、
ずっと気になっていることがある。
「了解しました」「了解です」という返答についてである。
就活生になって最初に直す言葉、それがこの「了解です」という言葉だと思う。就活生の時は、面接の時だけしか使っていなかったから、実際に社会人になって営業職として働いていた時、最初のうちは、たまにクライアントとの商談の中で
「了解しました」
と、つい口に出してしまいそうになり、慌てて「了解致しました」とちょっとだけ丁寧語にしたり試行錯誤していた記憶がある。
それでも1か月も経てば、基本的には何も考えなくても、受け答えは基本的に「承知致しました」「かしこまりました」、という言葉に変わっていった。
みんな、そういうもんだと思っていた。
前職の同期、現職で面接をした人、上司や同僚、取引先、あたりを見回しても、基本的にはこれらの言葉を使っている。
ただ、一人を除いては。
僕のチームに、まだ「了解しました」を使い続けているメンバーがいる。今年で3年目だから、新卒というわけでもない。
ただ、営業の経験がゼロでずっと内勤だった。昨年の春にマーケティング部に配属になったのである。
実は、この「了解しました」だけの話ではない。
~をしたい、ということを伝えるとき、基本的には「させて頂く」を使うだろう。これは二重敬語と思いきや、実は正しいのである。ただ、このケースにおいても
「~がしたいです」「~をやりたいです、知りたいです」という言葉遣いをする。しかも、クライアントや上司に向けてもである。
さらに、語尾を伸ばす癖があるから
「了解しましたー」「〇〇がしたいですー」とこんな感じになる。
うーん、さすがにこれはまずいんじゃないか。本人は全く悪気なく使っているところが、また罪なところである。
一方で、そんな言葉遣いでいちいち注意しているのも、なんか意地悪みたいで好きではない。別にその言葉遣いによって、売上が大きく落ちるわけでもなければ、社内関係が悪くなることもない。
言葉遣いよりも中身でしょ
そう言われたらおしまいだ。
自分も英語を話している時の方が、こういう遜る感じにならなくて、straight forwardに言えるから楽というのも自覚している。
ただ、やはり気になる人は気になるようだ。
これは注意をすべきなのか、ずっと考えている。