昨夜は残業でいつもよりも遅く寝たにも関わらず、
今朝はいつも通りの時間に起床。
寝不足だ。
そして残タスクをカフェでこなす。
体が疲れている時特有の躁状態で仕事が捗りまくる。仕事がひと段落ついた途端に一気に押し寄せてくれる疲れ。体じゃない、心が疲れている。
こんな時は読書だ。
買い物を済ませ読書。まずは今週から読み始めた
『私とあなたのあいだーいま、この国で生きるということ』を読み進める。
2人の若い作家による往復書簡で、日本の都心という視点から見るとマイノリティの立場になる2人が、それぞれの視点から社会を観察している。私もある一つの切り口においてはマイノリティなので、異なるマイノリティの視点にも開かれていたい、と実感。
お風呂へ移動。
湯舟につかりながら、残り50ページくらいになった東畑開人さんの『心はどこへ消えた?』を読む。とても読みやすい本で気軽に読めるのだけど、最後に大きなメッセージが込められていた。本作から引用する。
”私たちの心を最初に発見したのは、他者だったではないか。私たちが自分の心に気づく前に、周りの大人が「お腹減ったんだね」とか「気持ちいのね」と気づいてくれた。私たちの心は誰かの心の中で発生する。そういう体験が積み重なって初めて、ようやく自分を振り替えれるようになる。自分の心で自分の心の苦しみや喜びに気づけるようになる。 (文春e-book) (p.219). 文藝春秋. Kindle 版.
そうなのだ。
自分の心って、誰かが気づいてくれるのだ。逆に言うと、自分の心を見せないようにすれば、自分の心は永遠に気づかれない。
これって、全然珍しくないと思う。何かを忘れようとして自分の心に蓋をする、気を紛らす、本心を見せない、嘘をつく、強がる、、、。
こういうことって日常的に起きているし、何を隠そう僕がそうだ。
僕は自分の本心を開示することがとても苦手。だからかな、自分の心が分からない、どこへ消えた。。。
そりゃあ分からないさ、他人が探せないんだもの。
自分を開いていたい、そう思った。
おやすみ。