HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

3月3日 楽しめないこと

金曜日、というよりも今日は桃の節句みたいだ。

 

テレビを全く見ない生活をしている私にとって、そういった季節の行事を把握するのは、いつも同僚との会話である。

水・木と2日間在宅ワークだったこともあって、久々に会社に行ったのだが、同僚が何だかウキウキしているようだった。

1歳になる娘と一緒に、今夜はひな祭りディナーをするとのこと。既にケーキまで予約してあってお祝いするとか。すごいな~と実感。

 

普通に9時から18時まで働いて、そのあと娘を保育園に迎えに行って、帰ってからごはんを作る。パートナーは毎日夜遅くまで働いていて、土日はまるで死んだように寝ているらしいから、完全にワンオペ育児だ。本当に感服するかないと改めて思った。

 

結構私語が多い同僚なんだけど、そんだけ毎日仕事でも家でもフル稼働だったら、そりゃあストレスだって溜まるだろうし、愚痴を吐きたくなるだろう。僕に色々と愚痴を吐いたり、家庭でのことをシェアしたりしてストレス発散するなら、全然OKだ。僕は、自分が経験できないことを経験している人の話はとても興味があるから、聞いていて毎回勉強になって面白い。ひな祭りディナーがどうだったのか、月曜日に聞くのが待ち遠しい。

 

ところで、僕はこの「季節の行事」とか、「誕生日」みたいなイベントがとても苦手なのである。もうちょっと丁寧に表現すると、うまく楽しめない。

 

イベントって、そのタイミングになる前までが一番楽しくて、そのイベントが始まるともう終わりに向かってのカウントダウンが始まっているような感じがして、さみしくなってしまう。実家に住んでいた時は、一応季節系の行事はやる家庭だったから参加していたけど、心のどこかでいつも虚しさを感じていた気がする。

 

1人暮らしになってからは、もちろんひな祭りも、クリスマスも、お正月も全く祝わなくなった。それが終わってしまうのが毎回悲しいというのと、次回まで期待することに疲れてしまうから。

 

日々を淡々と過ごしていると、確かに心躍るハッピーな瞬間に遭遇することは極めて少ないのだけど、同時に心がどん底まで落ちるような状態に陥ることも少ない。

他人はそれをモノトーンな日々っていうかもしれないけど、僕はモノトーンな日々にちょっとだけ差し色が入ったくらいの日常が好き。

 

みなさんはどうですか?

 

今日は、季節の行事やイベントをうまく楽しめない自分の心理に向き合ってみた。

 

おやすみ