HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

2月21日 触れてみること

火曜日、1週間の中で一番中だるみを感じてしまう日だ。

 

ただ、今日はちょっと違っていた。というのも朝からちょっと面白い気づきが立て続けに起きたからだ。

 

朝、母親からの一通のLINE。

一応、毎朝ちゃんとLINEで数回やり取りをしてちゃんと生きているかどうか生存確認はしている。その何気ない会話の中で、母親が切り出した。

 

「ここ2日間はテレビを一切見ていないの。どこもかしこも、パンダを中国に返すニュースばかりで悲しくなってしまうから。ほんと、人間の身勝手だよね」

 

僕も、生まれてからずっと動物と一緒に過ごしてきたから、この考えには強く同意する部分がある。そもそも、僕はテレビを一切見ないので、このニュースさえまともに知らなかったから、衝撃を受けた。

 

ただ一方で、これが理由でテレビを一切見ないというのは良くないのでは、という風にも感じた。みんな考え方や価値観が違う=人それぞれに異なる正義が存在する中で、自分が共鳴できる正義だけに触れていると、いつしかそれが絶対的に正しいという幻想に陥ってしまう。

 

もちろん、世の中には誰しもが素晴らしいと認める考え、作品、偉業などはたくさんあるけれど、別の角度から見たら全然違う風に捉えられるものもある。正義は一つじゃないということを自覚するためには、自分とは違う正義に触れていなければいけない、そうでないと自身の正義が意固地になって、それがやがて戦争に結びつくと思う。

 

そんなことを妄想しながらオフィスに向かうと、同僚から

「体操のお兄さんが引退することがショックすぎて今日は仕事ができない」とぼやかれた。これもまた、全くノーマークのニュースである。

体操のお兄さんがやめる・やめないは僕にとってはそこまで重要ではないのだけど、体操のお兄さんの存在が大事な人の考え方に触れるのって、自分の人生では決してできない体験だと思って、そのあとかなり話を聞いてみた。

 

30分くらい、写真フォルダのお兄さんのキャプチャと、ツイッターのあれ具合をシェアしてもらって、新しい視点が広がった気がする(笑)

 

自分とは違う正義に触れることも大事だし、

自分とは全然違う世界に生きる人の考えや嗜好に触れることもとっても大事。

 

今日はそんなことを感じていたら、一瞬で一日が過ぎた。

 

充実MAX

 

おやすみ