HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

7月6日 距離か速さか

木曜日、

 

 


先週までは、毎週木曜日が在宅勤務だったが、今週からは出社となっている。周りの会社もどんどん出社を促進するようになっており、1人で居ることが好きな僕からすると、なんだか居場所を奪われているような感じもする。それもあって、やっぱり毎日会社に行くというのは、精神的に疲れてしまう。そういう状態だと、視点を上げて広い視野で回りを見ること、何か言葉を発したり、行動を起こす前に、一回立ち止まって客観的に考える、といった丁寧さが欠けてしまう。

 

この日記でここ何日か書いているように、いまうちの会社はお金回りの締め付けが厳しくなってきている。それが影響して、現在進行中の企画以外は、内容の見直しを迫られているところだ。もちろん僕もそれに巻き込まれている一人である。

 

問題は、なかなかGOサインがでないことだ。

 

このコスト削減策によって、プランBは既に作成済なのだが、本当にそのコスト削減対応をしなければならないのか、経営層でのジャッジが難航しているとのこと。ただ、その回答を待っているようだと、今年の冬のプロモーションの準備に支障をきたすことになる。

 

僕から経営層までの距離はとてつもなく遠い。僕の上にチームリーダーがいて、その上にマネージャーがいて、その上にシニアマネージャーがいて、そして部門長がいて、、、のように果てしない階層が連なっている。だから、現場が焦っていることを直属のリーダーに伝えても、彼女が何もできないことは分かっている。それでも、焦燥感を伝えたくて、今日は少し面倒くさく絡んでしまった。

このリーダーは基本テレワーク体制の人だということもあり、なかなかこういう焦ってる感じを伝えることが難しい。だから、距離感を考えることが難しい。

 

こういう時、ある意味待つしかない、ということになると思う。

そんな時、

 

「せっかくできた時間なんだから、定時に帰ってアフターワークを充実させよう」

と考える人もいれば、

「こんなところで止まっているほど気楽ではない。まず、今できることはやりつつ、他に先回りしてできないか、もしくはもっと時間をかけて丁寧に研究できることがないか探そう」

と思う2パターンがあると思う。もらえる給料は変わらない。

 

書きようにも出ていると思うけど、僕は圧倒的に後者である。だから、こういう宙ぶらりんな状態が一番ストレスが溜まるのだ。

 

ただ、後者のパターンを取ると、とにかく一人で盲目的に取り組むことになるから、スピードは速いし、仕事が終わっていない、むしろ先回りで終わっているということはあるけれど、パフォーマンスは悪いかもしれない。なぜなら、1人の人的資源には限界があるから。

 

一方で、これを良い機会に飲み会でもなんでも、同僚や社外も含めて遊んだり、ご飯に行ったりすると、ふとしたタイミングでいいアイデアや助けがもらえるかもしれない。

 

有名なアフリカの諺

If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.

 

まさにこれなのかなぁって思った。

どうしても、僕はせっかちな部分があって、かつ今日やる仕事は今日終わらせたい性格だから、周りを待ってゆっくり、時を待ってゆっくり、みたいなことが苦手だ。

 

ただ、少しこのタイミングで考えても良いかもと思った。