HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

6月7日 どの面下げて、と思ったけれど

金曜日、

 

 

暑い。暑い。暑いというより熱い。確かに昨日までも暑かった。でも今日は種類が違う暑さというか、1日でレベルアップしたような感じ。さすがに今日のランニングは厳しいかと思ったけれど、早く起きてしまったのだから仕方ない。準備をしていざ外へ。

なんとか歩かなかったけど、今日はしんどかった。

 

だからこそ、今日はもう朝から体力が残っておらず、ヘトヘトだった。ただ、今日はあまり差し迫ったタスクもないし、乗り切れるだろう、と思っていた。

 

時刻は午前11時4分。チームリーダーから個人チャットで連絡が入る。

 

「TVCMの件なんだけど、ダメ元で再度上申することになったらしい。

今ある予算をマックスで使った場合の獲得視聴数、

実際に顧客になってくれるポテンシャルカスタマー数、

あとはメディアをミックスさせた場合の視聴数とポテンシャル顧客数を、

それぞれ算出してほしい」

 

そしてこれが今日の定時までに必要とのこと。これはマネージャーレイヤーからの指示とのこと。

もちろん、再度挑戦してくれる姿勢があることは、とてもとても嬉しかった。だから、どうにかこの依頼に答えようと思った。

ただ、視聴数や獲得見込み顧客数などをロジカルに算出することは、決して簡単な話ではない。過去の数字を使ってやれば出せることはないが、どこまでいっても雑な数字だ。

「さんざんこれまで振り回しておいて、この指示はなんだ。。。」と正直憤怒した。

 

ただ、立ち止まっている暇はない。

どう考えても僕だけでは対応できないので、すぐに代理店の営業担当に連絡。

頼む、繋がってくれぇ、繋がってくれぇと願って電話をするとビックリ。繋がった。

定時までは難しいかもしれないが、検討するとのこと。

 

こちらがその間にできることは、ROASやらPLなどのお金回の試算準備である。とにかくできることを取り組んでいた矢先、マネージャーから連絡が入り、現状共有してほしいとのこと。

 

「このくそ忙しい時に、このやろう」と思ったが、それほど急ぎの案件なのかと思い、承諾する。

 

そしてZOOM会議。マネージャーも振り回されていることは分かっているけれど、でもどうしてもマネージャーに対してイラついている僕がいた。

どの面下げて来たんだと思った矢先、ZOOM画面越しに映るマネージャーの顔が疲れ切っている様子だった。そして発せられた声が擦れていた。

もう正直何も言えなくなってしまって、ただただ現状と、ロジックの相談、そして今後の段取りの確認を行った。

 

その後、マネージャーともチャットでやり取りをしたが、なんだかその一つ一つのメッセージが、まるでこれまでとは全然違って見えたのだ。なんか愛着が持てた、というか、頑張ろうと思ったというか。

 

結局20時になってしまったけど、提出することが出来た。マネージャー陣は週末とか関係ないから、そこで作業するのだろう。さっきマネージャーから、

「急にも関わらず本当に助かりました」

と連絡があった。

 

うん、やっぱりどんなに忙しくても、顔を見てそして声を聴く、会話するって大事かもって思った。直接じゃなくて、ZOOM越しくらいが、きっととてもいい塩梅なんだと思う。

 

頑張ろう。