HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

7月21日 頼ることが難しい

金曜日、

 

 

もう何年ぶり?今日は仕事をフレックスで一次中抜けし、19時から病院にかかった。特に大きな病気をしているとか、そういうわけではなく、ちょっと体にトラブルがあって、形成外科にいったのである。

 

病院独特の冷たい白い感じ、あのなんとも言えない匂い、そして初診の人に対する丁寧な説明と問診。気づいたら、1時間半が経過していた。最後は、コンタクトレンズが乾いて剥がれてしまうくらい、目が乾燥していた。色々と凝視して、目を酷使したに違いない。駅のトイレで何とかコンタクトを付け直した。

 

丁寧な説明を受けていると、なんだか自分のために時間を使ってくれているのが申し訳なく感じてきてしまう。一方で、看護師や医師が言っていることが、全てとても正論であるかのようにも聞こえてしまって、完全に丸め込まれている感じもする。ちゃんと話を聞き、同意するところは同意する、疑問があれば質問をするべきタイミングなのに、思考停止状態だ。

 

考えてみたら、今日を除いて最後に病院にかかったのは、2020年の1月だった気がする。そう、コロナが流行る前だ。カンボジアで食中毒になってしまい、なんとか日本には帰ってきたものの、そこから病院に担ぎ込まれた。

それ以来、病院には行っていなかったのだ。幸運にも、コロナにも罹患することがなかった。

 

病院もそうだけれど、コロナになって、基本的には自分一人で何でもかんでもできるように、急に整備が進んでいった気がする。

フードデリバリー、電子端末の配布、テレワーク。人に会わずしても、個人でできることは個人でやることが推奨された。もちろん僕も、その波にしっかりと飲まれて、どんどんガジェットが身の回りに増えていった。

 

AIの進化や、チャットGPTなんて、まさにその象徴でもあると思う。

 

ただ、今回みたいに、治療や施術ということになると、どうしても一人では完結できない。そういう時には、必ず周りの人やプロフェッショナルの力が必要になる。

 

考えてみれば、仕事においても、

「〇〇君は放っておいても、1人でガシガシやってくれるから楽だわ」と言われることが多く、これがいいか、悪いかは置いておいて、周りに頼らずに結構仕事を進められるのは、確かだと、自分でも自覚している。

 

そうそう、前まで少しお金で困ったときは、親にも頭を下げて一時的にお金を借りたりしていたけど、それも一切しなくなった。これは成長と言える一方で、挑戦をしなくなったともいえるかも。

 

誰かに頼ることをやめることは、大きな挑戦をしなくなることと、同義なのかもしれない。

 

個人ができること、今となってはたくさん増えてきていると思う。

でも、必ず限界がある。

 

そういう時に、誰かに頼る方法を知っておくと、もっと道が開けるのかもしれない。

僕が飲み会を全然楽しめないのも、話しを聞いてもらおう、とか

相談しよう、とか

そういうことが全然出来ないからなのかもしれない。

 

うーん、少し考えようだなぁ。。。