HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

9月22日 忖度しがちな人に。語学のススメ

金曜日、

 

 

この日記のテーマ&スタンスは、自分の想いを正直に書くことだ。

だから、日常生活では口に出して言えないようなことも、正々堂々と書いている。

普段の僕は、もっともっとちっぽけで、

得意なことは空気を読むことだ。

もはや特技と言っても良いレベルだと思う。

 

そんな僕の癖、それは忖度をすることだ。

その場の空気を読んで、声に出す言葉を瞬時に選択する。

いま、この場における、相手の立ち位置を意識して、思ってもないようなことを

ペロっと吐き出す。

本心の180度反対にあるもの、忖度。これが僕の癖である。

 

だから、1週間の中で誰とも会話しない日を作らないと、

何日間も水を与えられていない植木のように、英気を失ってしまう。

 

そんな、ついつい忖度しがちな人へのアドバイス、それが外国語を勉強することだと気がついた。

 

きっかけは、このvoicyの番組だ。

voicy.jp

 

英会話スクールを運営する、株式会社Rの佐藤ゆきこ氏と、我らがDJ Nobbyさんのコラボトークである。

佐藤さんが運営する英会話スクール「Aitem」。

ここでは、各生徒の英語のレベルによって、クラスを分けるということをしていないらしい。

その理由は2つ。

 

まずは、英語を教えるということが、英語を伸ばすのにもっとも効果的だからだ。

 

この教室は、基本的にディスカッションやディベート形式。

だから、英語のレベルによって、会話のレベルが大きく変わってくるのが一般的だ。

しかし、ある上級クラスの生徒さんから

「英語レベルがまだ低い方に対して、英語で教えることが、一番英語力向上に効いていると実感してる。だから、クラス分けをしないで」

と話しがあったとのこと。

 

なるほど。これは、英語だけにとどまらず、仕事も他の勉強も、家事でも、

多くのことに当てはまると思う。

 

そしてもう一つ。それは、佐藤氏の信念だ。

佐藤氏は

「会話に上下関係はない。だからクラス分けをする必要はない」

こう語っている。

 

確かに、会話自体には上下関係がない。にも拘わらず、

日本語の特性によって上下関係が簡単に作られてしまう。

更に厄介なのは、私たち日本人は、当たり前だけど日本語に詳しいから、

尊敬語、謙譲語、丁寧語などを絶妙に使いこなしている。この言語特性が、もはや人間関係を作っていると言ってもいいかもしれない。

 

忖度も、この言語特性に多分に影響を受けている。

 

一方で、母国語以外の言語を学ぶとき、そしてそれを話すとき、

丁寧さや礼儀正しさ、そして忖度なんて考えるだろうか。

一番最初に来るのは「伝えたい」という強い思いじゃないだろうか。

 

僕は英語を話すとき、毎回周りの人から

「本当に別人だよね」

とビックリされる。

とにかく主張して、そして伝わることが喜びだから、忖度とか全く意識しない。

 

だから、英語を話すと心地よいし、もう何年も英会話を続けられているのだろう。

 

忖度してしまう人にこそ、語学学習はおすすめだ。