火曜日、
今日は一応ハロウィン。確かに、世の中は、かぼちゃやオレンジ色で一色である。
僕が今務めている会社も、外国人がとても多いということもあって、全社的にハロウィンに力を入れている。
例えば、仮装をしてきた社員に対しては、お菓子を配ったり、フォトコンテストを開いたりしている。
一方で、何千という人が、何十という国から集っているから、強制は一切ない。
まあ2,3割くらいの人が楽しんでいるっていう感じかなぁと思う。
その2,3割の中で、本当にハロウィンの仮装をしたいと思っている人は、どれだけいるのだろうか。
例えば、新入社員。
無言の圧力みたいなものがあって、「仮装するよね?」と言われていないけど、言われているようなものだ。
また、部署によってはチーム対抗で仮装したりしている。これは、上司次第というところだろう。
なんで、お金かけてまで洋服準備しないといけないの?
なんで、化粧しないといけないの?大荷物で会社に来ないといけないの?
結構そういう声が聞こえてくるのは事実だ。
今年は、渋谷に来ないでくださいと、渋谷区が訴えていたのがメディアで取り上げられていた。
だからもしかするといつもよりも、人は少なかったのかもしれない。
でも、渋谷にオフィスがあったり、渋谷の大学に通っていたり、サークルの拠点が渋谷の近くにあったり、と色々と理由をつけて渋谷に集まることはできる。
何を隠そう、僕も大学生の頃はインカレに所属していたこともあり、ハロウィンは渋谷にいた。くまモンの仮装をしていたから、中にどういう人が入っているのかは周りからは全然見えず、それはラッキーだった。
ただ、当時は都内にも住んでなかったし、ここから終電で帰るのか、、、と正直うんざりではあった。でも、周りに合わせないといけないし、一緒にハロウィンを祝うのを断る理由がない。
ただ一緒にいるだけで楽しい、そういう友人もいるけれど、そんなのは一握り。
今日、例えばこの時間の渋谷のスクランブル交差点。
そこで仮装をしている人の中に、本当に仮装がしたくてしている人って、どれだけいるんだろう。
彼らが本当に仮装しているのは、外見じゃなくて、心なんじゃないだろうか。