HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

10月31日 心の仮装

火曜日、

 

 

今日は一応ハロウィン。確かに、世の中は、かぼちゃやオレンジ色で一色である。

僕が今務めている会社も、外国人がとても多いということもあって、全社的にハロウィンに力を入れている。

例えば、仮装をしてきた社員に対しては、お菓子を配ったり、フォトコンテストを開いたりしている。

一方で、何千という人が、何十という国から集っているから、強制は一切ない。

まあ2,3割くらいの人が楽しんでいるっていう感じかなぁと思う。

 

その2,3割の中で、本当にハロウィンの仮装をしたいと思っている人は、どれだけいるのだろうか。

例えば、新入社員。

無言の圧力みたいなものがあって、「仮装するよね?」と言われていないけど、言われているようなものだ。

また、部署によってはチーム対抗で仮装したりしている。これは、上司次第というところだろう。

 

なんで、お金かけてまで洋服準備しないといけないの?

なんで、化粧しないといけないの?大荷物で会社に来ないといけないの?

 

結構そういう声が聞こえてくるのは事実だ。

 

今年は、渋谷に来ないでくださいと、渋谷区が訴えていたのがメディアで取り上げられていた。

だからもしかするといつもよりも、人は少なかったのかもしれない。

 

でも、渋谷にオフィスがあったり、渋谷の大学に通っていたり、サークルの拠点が渋谷の近くにあったり、と色々と理由をつけて渋谷に集まることはできる。

 

何を隠そう、僕も大学生の頃はインカレに所属していたこともあり、ハロウィンは渋谷にいた。くまモンの仮装をしていたから、中にどういう人が入っているのかは周りからは全然見えず、それはラッキーだった。

 

ただ、当時は都内にも住んでなかったし、ここから終電で帰るのか、、、と正直うんざりではあった。でも、周りに合わせないといけないし、一緒にハロウィンを祝うのを断る理由がない。

ただ一緒にいるだけで楽しい、そういう友人もいるけれど、そんなのは一握り。

 

今日、例えばこの時間の渋谷のスクランブル交差点。

そこで仮装をしている人の中に、本当に仮装がしたくてしている人って、どれだけいるんだろう。

彼らが本当に仮装しているのは、外見じゃなくて、心なんじゃないだろうか。