HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

11月3日 余白を持つこと

金曜日、

 

 

ちょっと反省した話。

 

ここ最近は、精神的にも、時間的にも本当に余裕がなく、これまでは出来ていたことを諦めなければいけなかったり、睡眠時間を削ったりしていた。

朝起きた瞬間から夜寝るまで、体も心も予定がびっしりと詰まっている状態。しかも、欠く予定のTo Doが消化できずに、翌日・翌々日に持ち越しになっていく。当然、翌日がもっとパツパツになっていく。

 

僕はもともと、何かすることがないと逆に元気がなくなってしまう性格である。

周りからも、

「なんか忙しいの好きそうですよね?イキイキしてますよ」と言われる始末。

ごもっともである。僕にとって一番辛いことはすることがないこと。暇な時間があると、あれこれと余計なことを考えてしまって、不安になってしまうこともある。

まさに、チームの大黒柱が産休に入ると分かってからは、敢えて普段よりも忙しくしていたようにも思う。それでどうにか精神を保っていた。

 

ただ、それは同時に、時間をかけて何かに取り組む、ということを放置しているとも言い換えられるのかもしれない。今日聞いた朝日新聞ポッドキャストの放送から、そう感じた。

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毎日、仕事や子育てに追われて余裕がなくなると、対話する機会をショートカットしてしまう傾向にあると思う。

短絡的に判断したり、他者の意見を聞かなかったり、とにかく自分の主張・意見で押し通そうとする。

そうしないと、次々とやってくる予定に遅れてしまうからだ。

 

「いい加減にしなさい!」

「何回言ったら分かるんだ!」

「なんで、〇〇なわけ?」

 

よく聞くこういうフレーズ達。相手に考えさせる余地さえ与えない強い強烈なフレーズたち。相手の意見を聞くつもりがあれば、こういう言い方はしないはずだ。

「いい加減にしなさい」は、

「どの程度までだったら問題ないと思う?」

「何回言ったら分かるんだ!」や「なんで、〇〇なわけ?」は、

「どこが分からないか一緒に考えてみよう」だったり、会話をすることで

「なるほど、じゃあその方法でやってみてもいいかも」と新しい方法に繋がるかもしれない。

 

もし、一日の中に全く余白がなかったら、立ち止まって対話をする時間さえ取れない。

そんな人に対して、周りはどう思うだろうか。

一番かわいそうなのは、そういう親を持つ子供や、担任の先生を持つ子供達だ。

でも、もっと掘り下げて考えると、どうしてそういう親や学校の先生がいるのか、っていう議論になると思う。

 

親が余白を持てないくらい忙しい、疲弊する学校の先生、こういった状況が、最終的には子供達を傷つけることになる。そして、傷ついた子供たちも、また自分が大人になった時に、同じことを未来の子供達に対して繰り返す。

 

恐ろしいループだと思う。

 

その流れに一つになっていたということに、僕は反省を覚えた。変えなければ。