火曜日、
在宅勤務の日は、夜も軽くランニングをしている。
仕事とプライベートの切り替えに一汗かきたいのである。ただ問題は、一日中動いていないと、体が硬直していたり、だるかったりして非常に重く感じるのである。
翻って朝。ほぼ空っぽな状態でのランニングは、体への負荷が極めて小さい。朝食前のランニング。本当に調子がいい時は、まるで雲の上を渡っているような感覚にもなる。
ただ問題は、エネルギーが切れてしまうことがあること。
最後の10分がしんどい。
その正反対が夜のランニングなのだ。
最初の10分が一番しんどい。足が上がらないし、そもそも体温が高い状態になっているからすぐに汗をかき始める。耳の中に入ってくるのが気持ち悪い。ただ驚くのは、30分くらい走っていると、その後むしろ快適になってくるのだ。
在宅勤務の日は、気づかないうちに色々と口に運んでいるから、エネルギーを摂取しているに違いない。
その分、体は重いけれど、最後にふんばれるのはこっちの方だ。
なんだか人生みたい。
確かに、中身がない状態なら、フワフワと色々なところにフットワーク軽くいけるし、だれにもついていってしまうだろう。それによる出会いも、学びもたくさんあるはずだ。ただ、ラストスパートで、もしかしたら露頭に迷うのかもしれない。
もし、中身が詰まった状態。自分の意志が明確にある分、動き出しは鈍いだろう。周りからの誘いや刺激にも鈍感かもしれない。ただ最後には、基礎にあるその中身がエネルギーとなり、どんな状況でも頑張れるのかもしれない。
それが、自分を持つ、自分のやりたいことに自覚的になる、ということかもしれない。
ランニングから飛躍したけど、今の自分、どっちなんだろうなぁとちょっと考えた。