木曜日、

結局人である。そんなことを思い知った1日。
ここ数日書いている通り、僕が今務めている会社は12月が年度末である。また新しい営業年度が1月から始まるにあたり、所属するマーケティング部では、各チームがその年にメインで取り組むことをプレゼンする機会がある。
今年は2月に予定されている。
前年からの課題、何をKPIとするのか、そのKPI達成のためにどういうアクションを取るのか、その根拠はなぜか、単年ではなく、その先数年後のビジョンは何か、みたいな割とガッツリとした指針表明みたいな感じだ。
部署全体には、このタイミングで初めて発表するのだが、部署の最高責任者には8月くらいか徐々にインプットや相談をはじめ、2月のタイミングまでには全て合意が取れている状態で、その日を迎えるのだ。
この合意を取っていくまでが難所で、頭を悩ませる種となっている。このせいで、年末年始をつぶす人も少なからずいる。もちろん、僕もその一人である。
ただ少なくとも年内に方向性は合意を得ておかないと、年末年始に考えを深めることさえできない。だから戦略作りを担う役職者たちは必至だ。
真正面からぶつかっても跳ね返されることが多い。
どういう風な説明だと受け入れてもらいやすいか、いまどういうところに商機があると思っているのか、こういうことを事前に確認してそれに沿っていく必要があるのだ。
こういう時に重要なのが協力者の存在。
ちょっとしたことから、重要な相談まで、軽く話せる人が結構いるというのはとてもありがたい。部署全体にどれだけ網を張り巡らせるか、これが一番大事だと思っている。
振り返ってみればこの1年。この網が大きくなり、かつ頑丈になった気がする。
もっともっと大きくできると思うし、今度は逆に自分が助けてあげる側に回れるといいなぁと、到底そんなことはできないけど思う今日この頃である。
まだ仕事納めは遠い。