HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

9月4日 giveからshareへ

月曜日、

 

 

今日は、9月から入会した、Flier book laboのオンボーディングMTGがあった。

Flierは本の要約サービスを展開している一方で、読書コミュニティも運営している。

labo.flierinc.com

 

今年の8月で、転職して丸1年。1年経過するまでは、とにかく仕事を最優先にすると決めて、全てのエネルギーを仕事に注いできた。

そして、その1年が過ぎ、次は自分の人生をもう少し潤せるような、そんなことを始めてみたいと思ったのだ。

 

9月入会組は、全員で約20名ほど。ただ、時間が合わず参加できない人も結構いたようで、新メンバーは10名くらいでの参加となった。あとは、事務局の人が数人、既存メンバーで、ファシリテーターとして参加してくれた人が数人、といった感じだった。

 

Flier Book laboに入ってくる人の多くが、定期的に開催されているオンライン講座をきっかけとして、入会してくる。今回も例外ではなかった。

 

一方で僕は、特にオンライン講座を受講したかったわけではなく、このラボの中で開催されている、幅広いコンテンツ・企画に参加したいと思って参加したのだった。

 

その一つが読書会。ただ、普通の読書会とはちょっと違う。

 

読書会と言うと、課題図書があり、それを事前に読んできて、参加者同士てディスカッションするようなものが多いと思う。

 

一方で、Flier Book laboの読書会は、FELLOWと呼ばれており、超少人数で仲間同士が語り合うような、そんな感じの読書会なのだ。

この読書会には、課題図書は存在しない。自分の推し本を、あるフォーマットに従って紹介する、そして深堀をしていくというものだ。

これだったら、事前に時間を作って難しい本を読む必要がなければ、他の人の意見と比較されることもない。

 

この読書会のスタイルを、「give」から「share」へ、と表現されていて、なるほど、と思った。

 

何かをあげなきゃいけない、となると、そのあげるものを用意する必要がある。

もちろん、その用意をする過程で得られるものは大きいかもしれないけど、焦りながら、肩ひじ張りながら得たものって、本当に渡すに値するんだろうか。

そうやって、焦って獲得したもの、自分の「好き」に即さない学び、知識は、もらった方も気持ちよくないんじゃないか。

 

それに加えて、自分が必死で用意したものに対して、異なる意見が出てきたとき、あなたはそれを受け入れられるだろうか。全く双発的な営みではない、と思ってしまう。

 

一方で、いま自分が持っているものをシェアする、と考えたらどうだろう。

 

私が今持っているものはこれですよ、どうですか、と優しく共有するイメージだ。

もちろん事前準備などはいらない。

それに対して、相手が異なる意見を持っていたとしても、

「そうか、そういう見方も確かにあったね」という洞察になると思う。

 

この、GiveからShareの精神、読書会だけじゃなくて、仕事や私生活でも使えると実感した夜だった。