HONEST

齢31歳。音声コンテンツ好きの僕が、日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

11月15日 まだまだ生きる

水曜日、

 

 

僕の両親は、毎月2週目か3週目の火曜日に、母方の祖母のところを訪れている。

御年92歳。カーブスの「おうちでフィットネス」をやっているくらい、まだまだ元気だった。

ただ、もう押し車や杖なしでは外出は難しいし、近所のスーパーやコンビニに1人で行くことも正直難しい。

月に1回出かけて様子を見に行っているのは、銀行周りや役所周りの代行である。

それでも、この年齢で1人で生活していることには頭が下がる。どちらかというと、僕の母方の家族は、たとえ結婚したとしても、みんな1人でいることが好きな性格だから、逆に人の助けが必要だからと言って、一緒に住むのはちょっと・・・という感じらしい。

気持ち、わかるなぁと思う。

 

そんな祖母だが、ここ最近急に冷えてきた影響もあって、ちょっと体調を崩していたようだ。

そんな折

祖母の7個離れた妹の夫が息を引き取った。腎臓が悪くて、もう歩けない状態だったらしいが、前触れのようなものがあまりなく、朝起きたら亡くなっていたらしい。

 

その連絡を受けるや否や、

なんと祖母はタクシーを自ら呼び、住んでいる団地から自力で道路まで出ていき、タクシーを使って、車で30分の妹のところへ駆けつけた。

 

普段はあまり仲良くない姉妹だが、

「あの子は、性格が悪くて誰も助けてくれないだろうから」と、悪口を言いつつも、一目散に駆け付けたという。

 

なんか、やっぱりすごいなぁ、うちのおばあちゃん、と思ってしまった。

 

おじいちゃんが亡くなった時はメソメソしていたけれど、今じゃむしろ一人の時間を謳歌しちゃってるし、たくましいってこういうことを言うんだと思う。

 

火事場の馬鹿力が出せるなら、まだまだ生きていけるだろう。

 

なんか、仕事で疲れたとか言っていることが、ちょっとだけちっぽけな話に思えた。

 

さて、仕事に戻ろう!