HONEST

猫好き・植物好き・ラジオ好きの齢32歳。日々の学びや気づきを、文章とイラストで自由に記録していきます。

1月29日 度胸と鈍感

火曜日&水曜日、

 

 

もしかして、これは度胸があるのではなく、鈍感なのかもしれない。

 

時刻は19時半。残業時間としては最も集中しているタイミングだ。周りも静かだし、僕自身もゾーンに入っているような状態だ。

そんな時、一人のチームメンバーが僕のところにやってきた。

 

「誰かもう一人雇えないんでしょうか?正社員じゃなくていいので、せめて派遣の方とか・・・。仕事が回らないので、入ってもらいたいです」

 

あ、また始まった。

目の前のタスクに切羽詰まってしまうと、こういう発言が出てくるのだ。これまでに何回もあった。

ちょっとひねくれているところがあるから、物分かりは悪い。恐らくそれが原因して、他人よりも多く時間がかかっているのだ。

 

今だけじゃなくて、長期的に考えようね、とは何度も言っているけれど、まあそれはいいとして。

誰かを雇ってほしいみたいなことは、他人がいる前で、かつ静かな空間の中で言うべきではない、と個人的には思う。

 

このメンバーは、会議でも怯まずに発言するし、結構度胸があると思っていた。

だから、今回の発言も、度胸があるなぁ~と最初は思っていた。

 

ただ、ちょっと違うかも。

度胸があるというのは、対象のモノやコトが怖いことであると理解した上で、挑戦することだ。今回の件で言えば、発言的にNGかもしれないけれど、敢えて勇気を出して言ってみる、ということになるだろう。

このメンバーの場合、そうではない。

つまり、度胸があるのではなく、鈍感なだけなのだ。

鈍感って、実は生き延びる上では一番強い素質なのかもしれない。

ただ、周りが影響されるということは、理解したほうがいいかと思った。