初投稿
いつから日記をつけるようになったのだろうか
振り返ってみると、最初は英語のwritingの練習として書き始めたことがきっかけだった。今では、毎晩書かないと気持ち悪い、いわゆる習慣になった。
ただ、タイピングをするのは今日が初めて。
さてさて、目的は日々感じたことを綴るため、なので今日感じたことを記載。
李琴峰さんの『ポラリスが降り注ぐ夜』を読んでいる。
複数の短編がまとめられた短編集だが、その中の一つ「五つの幸い」の中で出てきた文章が印象的だった。
”自分のような異端者は特定の分野において優秀であることしか生き残る術はない”
トランスジェンダーの登場人物が語った言葉だ。
僕自身も全く同じことを考えていたな、と。
たまたま大多数の人とは違う嗜好だっただけで、とてつもない孤独感に襲われることが良くあった。特に、なりたいモノ、成し遂げたい大きな夢がなくても一生懸命目の前のことをこなしてきたのは、僕も生き残ることに必死だったからだと改めて思った。
別にそれは後悔すべきことではない、と思う。
結果としてたくさんの経験や機会を得られたから。
ただ、いつも誰かと自分を比較して、相手よりも優れてなければいけない、という姿勢が染みついてしまっているのも事実。
「好きだから頑張る」のではなく、「相手よりも優れていたいから頑張る」という風に、判断軸が他者に依存してしまっている気がする。
今年は30歳最初の1年になるきりの良い年。
もっと自分に素直になってみようと思います。
