土曜日、

企業に所属している限り、仕事とプライベートの境界をはっきりさせたいと強く思う。ここまでは仕事、ここからはプライベート。互いに浸食しないようにしたい。ある本の著者は、「ワークライフバランス」ではなく、「ワークインライフ」だと言っていた。僕もそれには納得だ。ただし、それはフリーランスや起業家として働いている場合に限ると思う。
土日に会社の人と一緒に遊ぶというのも極力避けたい。だから、会社から遠すぎず近すぎずのところに住むようにしている。物理的にもしっかりと距離を保っておきたいのだ。
平日の就業後もそうだ。仕事が終わって、そのまま飲みに行くという時は、ある程度事前に分かっておきたい。昨年までは、割と飲みに行っていたのだけれど、今年に入って夜に筋トレをするようになってから、その気持が高まってきた。
確かに、一生懸命仕事をやって、その後に飲みに行くのは楽しい。ただ、その代償があまりにも大きいのである。
どんなに自制していたとしても、お酒はついつい進んでしまうものである。同時に、食事だって気づかないうちにパクパク食べていることが多い。その分、取り返さなければならない。
つまり、どんなに遅く帰ってきても、翌日はいつも通り早起きをしてジョギングに行き、夜はきっちり筋トレをする必要がある。それでも、プラスマイナスゼロ、なんならまだプラスよりな気がする。もちろん、圧倒的寝不足だから、その日のパフォーマンスが落ちる。そして、夜も寝不足の中で筋トレをしなければいけない。モチベーションも下がっている。そうなると、その翌日もぐったり疲れているのだ。
SNSでキラキラしているワークアウト系のアカウント。確かに彼らが飲み会に行っているような投稿はあまり見ない。相当ストイックにボディメイキングしているというより、むしろストイックさを維持していた方が楽なんだと個人的には思う。ある日はハメを外し、そのリカバリーの日が何日か必要で、そして通常に戻っていく。こんな浮き沈み激しい環境では、体が疲れてしまうだろう。
もともと、一人でいる時間が好きな僕。中間管理職として、明るい時間帯はほぼ会議が入ってしまい、定時後が自分の時間。でも、残業をしているという感覚よりも、むしろようやく一人になれたという安堵の方が大きい。
だから、この時間が削られてそのまま飲み会へ、となると、自分のメンタル的にも崩れてしまうのである。
世の中一般的には、飲み会で同僚と話すことでストレス発散できるという効用がうたわれているように思う。ただ、みんながみんなそうではないということは分かってほしいな。
僕は自宅に帰って部屋の掃除をやり、身支度を整えて筋トレをすることの方が、心が整うのである。
今週は週の半ばに飲み会があり、そこから少し調子がおかしい。まだ取ってない夏休みをうまく使いなら、調整していこう。